2012年3月10日土曜日

SV四日目

アンディー松井さん
アメリカで蘭農園を経営されている方で、アメリカ全体で20%カリフォルニア州で50パーセントシェアしています。25歳でアメリカに渡り31歳で独立し自分の農園を経営したそうです。最初は菊の農園を経営していたそうです。しかし石油危機で高齢者が南下したことにより家族の絆が疎遠したことにより冠婚葬祭に使われていた菊が使われなくなるという推測の元、次にバラに目をつけたそうです。なぜバラに目をつけたかというと若者が恋人にあげたり、パーティで使われる花だと予測を立て若者に市場を絞ったところ見事に成功したそうです。しかし、徐々にバラの売上が減っていったそうです。このままだと赤字になると感じた松井さんは当時切花でしかなかった蘭に目を付けそうです。植木鉢に植えることにより机や部屋に飾られるようになり買う人がどんどん増えていったそうです。価格も小さい蘭だと$5と誰でも届く価格設定にしたことがさらに売上を伸ばしていったそうです。さらに色んな種類、サイズの蘭を販売したことによりアメリカ人のニーズに応えることができたそうです。松井さんが菊→バラ→蘭といったように市場をよんで花を切り替えてる。切り替える際に松井さんが行なっている市場調査としては「実際に現地に赴いて、自分の肌で感じる」+「世界の会社の悪いところをみて、自分なりにアレンジする」を実践しているそうです。蘭に切り替える際には4年間海外を飛び回ってノウハウを吸収したそうです。アンディー松井さんが最後に「お金がないと何も出来ないよ、お金があったから色んなことに挑戦できた」と仰っておりました。何といってもやはりお金は大切なんですね。

JTPA廣島さん
JTPAとは日本の技術者がシリコンバレーに進出する際にイベントやプレゼンテーション大会などを設けて人脈を構築できるように支援をなさっているNPO法人です。
廣島さん自身はエンジニアでGoogle等でも働いたことのあるすごい方です。
廣島さんがおっしゃっていたこと
・自分が本当に好きなことをやる


・自分より年上の人の話を聞かない


・海外に出る

2012年3月8日木曜日

SV三日目

金島さんとの面会
1978年名古屋大学医学部卒業。医師、医学博士(専門は病理学、免疫学)。名古屋大学医学部助手を経て、86年より米国カリフォルニア州にあるスタンフォード大学へ留学。人の実験的研究を可能とするモデル実験系 SCID-huマウスを確立し、88年末に指導教授らとバイオベンチャー企業 Systemix社を創設。細胞治療・遺伝子治療の研究チームの指導者として、新規治療法の開発に参加する。99年からバイオテクノロジー・コンサルタントとして活躍。2000年~2006年までバイオバイオアクセラレーター社、東京大学シリコンバレーオフィスの現地代表を務める。現在は、アストロバイオファーマ社〔東京)の代表取締役である。


金島さんは、シリコンバレーの強みについてお話をしてくださいました。技術をどうやってビジネスにするかがシリコンバレーの強みだそうです。逆に日本はビジネス力(マーケティング、経営戦略)が上手くないのでなかなか世界的に有名な企業がでないのである。ビジネス力をつけるのに一番てっとり早いのが実際に海外(ビジネスが上手い国:シリコンバレー、シンガポール、上海)に行きタイアップしその人たちから色々学ぶことだそうです。自分が一流になりたければ、自分自身がまず一流のところ(海外)に行くのが良いことである。シリコンバレーの人たちは会社名で仕事を選ぶのではなく業種(IT、バイオ、サービス)等で仕事を選び、給料の面、やりがいに応じて自分の会社を選ぶそうです。もしやってみてやりがいがなければ、転職するには当然だそうです。
アメリカでは得意なことを伸ばす教育を行なっている。結果として自分の得意なことを仕事、強みとしている。誰かに与えられるのではなく、自分で自分道を決定するのがアメリカである。

学生の内にやるべきこと
・留学
・ITリテラシーを身につける
・金融ビジネスについて勉強
・違う分野の人と積極的に交流
・幅広い知識の人との交流
・インターンをする


食事会
僕は食事会で主に西さん(東京大学→マッキンゼー→ベインキャピタル→スタンフォードMBA)
と主に話をしました。スタンフォードのMBAでは学ぶというよりはネットワーク構築に力を入れているみたいです。コロンビアの大統領の息子やニューヨークでホテルを何者も経営しいていた人等様々なバックグランドの方がいるそうです。因みに学費は2年間で1200万円だそうです!!